個別株投資が未経験だと、実際に投資がどのように行われていくのか理解できませんよね。また、自分がどのような投資スタイルに向いているか実際に取引の数をこなしていかないと気づかないものです。本記事では私も含めた下記のような特徴がある方々にとって向いている投資スタイルについて考察しています。
- 本業があり月5万円の副収入を得ていきたい(時間がない)
- 10万円以内の予算で株を始めたい(お金がない)
- 実際に株で儲かるか知りたい(自信がない)
スイングトレード(数日から1週間)がおすすめの理由は
日中、会社員やアルバイトの本業をしていると、平日の株式市場が開いている9:00〜15:00の間は中々市場の状況を集中して見る時間がありません。つまり、本業があって副収入を得ていきたい場合、その日のうちに株を買って利益を出していくデイトレードは不向きだと言えます。なので、就職氷河期世代の方で転職活動をしていたり、正社員、公務員など多くの方々には、スイングトレードのスタイルが向いています。また学生の方にもチャレンジしてもらいたいです。
スイングトレードの重要なことは、投資する期間が、短すぎず長すぎずということです。なぜなら、お金がない投資家が長期間資金を拘束されることが最大のリスクとなるからです。限られた資金で投資を始めようとなると、まずはコツコツ1つの銘柄に集中して利益を出していく必要があります。資金に余裕が出てきたら一株1,000円以上の銘柄にもチャレンジしていきたいところです。
スイングトレードとは?
短期投資の一つの手法で、一日で決済を行うデイトレードよりも長く数日から1週間で利益を得ていく方法がスイングトレードです。
具体的な取引の流れは、(フィクションです)
- 日曜日 新しい投資先を探して投資候補をリスト化する
- 月曜日 本業の休憩時間等で投資を実行する(アメリカや日経平均など市場の状況も確認)
- 火曜日 保有銘柄が値上がり(嬉しい)
- 水曜日 連日の値上がり(楽しい)
- 木曜日 やや下がり始める(不安)→ 指値で株の売り注文を出しておく →自動で売却
- 金曜日 昨夜考えていた仕込み先の株を買う
- 土曜日 一週間の分析など → 月曜日が楽しみになる
という感じになります。この具体例では、週初めに購入した銘柄の調子が良かったので売買が一回ずつでした。それほど手間隙かけないでも投資ができることがわかります。
月5万円の収益を株式投資で得ていくためには
月5万円の副収入を得ていくためにはどうしたら良いでしょうか。まずは具体的な副収入イメージをもつ事が必要です。ここで、1日あたり、どれくらい稼げば月5万円になるかを解説したいと思います。
東京証券取引所が開いている日は、月に23日(3月計算)です。これは銀行の営業日とほぼ同じだと考えてOKだと思います。そうすると、単純計算で1日平均 約2,174円の利益を得られれば月に5万円の副収入が得られる事になります。
つまり、1日で2,200円 1週間(5日間)で約11,000円の利益となります。あ、なんか行けそうかも?と思うかもしれません。時給1,000円のバイトを2時間程度行う仕事量って簡単ですよね。
もちろん、株価は波のよに値動きします。初心者のうちは、確実に利益を確定していけるわけではありません。あくまでも、基本的な目標値として意識しておく必要があると思います。目標を意識することは何事にも重要ですが、特に株については最重要だと感じています。
スイングトレードで注目すべきチャートは日足の短期線(5日線)と中期線(25日線)になります。チャートの基礎知識を身に着け、しっかりと分析できるようになるべきです。
一株500円前後でも夢がある。株の値上がり事例
最後に、じゃあ実際にどういう感じで利益が出せるのか?ということで、いくつか事例を紹介します。

シンバイオ製薬は、医薬品販売事業を行う会社です。1/7の時点では株価は400円でした。2/2現在では、836円。約2倍以上株価が上がっています。100株購入していれば、4万円の利益があったということです。夢ありますよね。このような銘柄は毎日いくつも存在しているわけです。とはいえ、うまく仕込めるかどうかは経験や知識を増やしていく必要があるでしょう。
その他の事例として、私が初めて1万円の利益を出せたときの体験をご紹介します。ぜひ御覧ください。
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