
新年そうそうに、米国株マーケットは波乱です。米10年債利回りが高騰しているためです。
そういう状況で、ポートフォリオの内容を大幅に変更しました。
いつもは、Twitterに投資メモで残していますが、売買の量が多かったため、ブログにしました。
最後に、ポートフォリオも公開していますので良かったら見てください。
目次
米国株の損切りや利益確定のタイミングは米10年債利回りの状況をチェック
米国株を売却するタイミングはいつが良いのでしょうか?その一つの答えが、米10年債利回りの上昇が上げられます。この指標がポーンポーンと跳ね上がるような局面でトレードするのは要注意です。
1.7%代まで上昇すれば、投資家は嫌気してマーケットは暴落するリスクが高まると言われています。
金利が上がれば、株価が下がりやすい。
米10年債利回りが上昇すれば、NASDAQ採用銘柄や、ハイパーグロース株の株価が下がりやすいです。PERと米国債利回りはシーソーの関係にあると言われているからです。一方で、エネルギー関連を中心に、金利上昇に影響を受けにくい株やセクターETFもあります。

米10年債利回りは、毎日チェックする習慣をつけたほうが良いです。
TNXというコードで、iPhoneの株価アプリでチェックしたり、「世界株価」というウェブサイトでチャックするのがオススメです。
VTIは売るべきか? 私はETFの一部売却しました。つみたて投資を継続します。
じっちゃま(広瀬隆雄さん)が、VTIを一部売却しました。そのことが、特にアンチ界隈で話題となっています。

じっちゃまはVTIを勧めて置きながら自分は売るのかよwww

じっちゃまがVTI一部処分したからと言ってみんなは真似しないで!
みたいなコメントが目立ちました。(アンチはじっちゃまの話や行動の意味を理解できていないようです。)
私も、コアで保有しているVTIを1/3売却しました。もっというと、VOOについては暴落前の昨年末に全て売却しました。
理由は、①2022年は、大型テクノロジー株の成長がそれほど見込めないから、②VTIにはグロース株もたくさん含まれており、バリューへのセクターローテーションにうまく乗りたいから です。
もちろん、つみたて投資で、家族3人ぶんの非課税枠(つみたてNISA)をフル活用してVTI、VTへ投資を継続していきます。

初心者の方は、間違ってもVTIへのつみたて投資をやめないでください。売らないでください。
【おすすめ銘柄はこれ!】グロース株からバリュー株へ本格的にシフト

1/6で米国株の本格的な下げが始まったのですが、1/5の時点でポートフォリオ整理をしていました。
具体的には、下記のとおりです。
買った銘柄(おすすめ銘柄)・・・セクターETF、バリュー株(通信)
- VAW(素材セクターETF)
- XLRE(不動産セクターETF)
- VDE(エネルギーセクターETF)
- VZ(ベライゾン・コミュニケーションズ)
- T(AT&T)
- TSLA 納車台数好調、悪材料出尽くしをみて購入したが辛い展開
ちなみに、現在最もおすすめな銘柄は、エクソンモービル(XOM)です。
売った銘柄・・・グロース株
- VTI
- WISH(ウィッシュ) 1月効果銘柄として仕込みましたが損切り。(2連敗)
- DDOG(データドッグ)良い会社なので、時合を見て買い直したいです。
- DOCS(ドクシミティ)ストーリーに惚れた会社ですが、泣く泣く損切り。
- SOXL 仕込むのが今じゃなかった。
- FB チャートの雲がなかなか抜けそうになかったので撤退。
損切り額はおよそ70万円です。
なお、今回のポートフォリオ整理で、約70万円損切りしました。正直辛いです。しかし、もし損切りしなかったら、翌日もっと酷い結果になっていました。損切りの判断材料は、チャートと金利上昇です。ただ、エネルギーセクターの比率を上げたりしたため、含み益も増加しています。精神的にも安定し、暴落に備えられてよかったです。
ちなみに、1/6 のマーケットではQQQが3%下落したのに対して、私の米国株ポートフォリオは−0.9%程度に抑えられました。だいぶ、防御力上がっていますね。
米国株ポートフォリオ公開(キャッシュ多めです。)

- コアは、VTIとセクターETF(エネルギーなど)で49.2%(約半分)
- キャッシュが13.2%
- 通信セクターの個別株が12.3%
QQQをはじめ、テクノロジー株をどのタイミングで買えるか楽しみです。1月末からの決算発表シーズンが開けてからでしょうか。
最後までご覧いただき感謝します。
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